歌舞伎俳優・中村芝翫さんと三田寛子さん。
人気歌舞伎俳優と元アイドルの有名夫婦の2人の馴れ初めはどんなものだったのでしょうか?
今回は中村芝翫さんと三田寛子さんの馴れ初めについてまとめて紹介したいと思います。
中村芝翫(橋之助)と三田寛子の馴れ初め
きっかけは尾美としのりが愛のキューピッド
中村芝翫(旧:橋之助)さんと三田寛子さんの出会いは1988年12月24日に公開された『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』の撮影でした。
映画で三田寛子さんの共演者だった尾美としのりさんの陣中見舞いで中村芝翫さん当時の橋之助と出会いました。
以前から三田寛子さんのファンだった中村橋之助さんは1989年1月23日の雑誌の対談で三田さんを指名。
舞台出演後に中村橋之助さんは父の芝翫さんがひいきしている料亭を閉店時間延長して深夜0時から対談をスタートしました。
対談後、三田寛子さんをカップル用の個室に誘ったということです。
1989年公開の映画『開港風雲録』で兄妹役で共演し、ロケの休日には2人でゴルフデート。
三田寛子さんのゴルフレッスンのコーチを率先して積極的にアプローチし、交際に至ったそうです。
”歌舞伎がなかったら生きていけないくらいの人”という中村橋之助さんはドライブデート中にかけたカセットの曲目がなんと歌舞伎の演目!
三田寛子さんは「何て芸に熱心な人だろう」とその姿勢に惚れたそうです。
2人の交際が発覚
やがて中村橋之助さんと三田寛子さんの交際がマスコミに知られることになります。
「困っちゃうなあ」を連発した三田寛子さん。
「やさしい方でいろいろ学ぶところが多いんです。年が同じで気が合うんです」と交際宣言しました。
中村橋之助さんの所属事務所は「いままでは歌舞伎の世界しか知りませんでしたから、誰とでもオープンな交際はいいと思います」とのコメント。
同年夏には、中村橋之助さんの家族との顔合わせも行われるなど結婚前提の交際は順調に進みました。
婚約会見
2年の交際を経た中村橋之助さんと三田寛子さんは1995年5月に結納を交わしました。
1991年6月12日に婚約会見を開いた中村橋之助さんと三田寛子さん。
中村橋之助さんは「自分にとって本当に大切な人」と相手への思いを語り、三田寛子さんは「結婚が決まってホッとしています。挙式が待ち遠しくて」と語りました。
ホテルオークラで披露宴
1991年11月28日に挙式、永山武臣松竹会長夫妻の媒酌で東京・虎ノ門のホテルオークラで行われました。
披露宴には森光子さん、和田アキ子さん、松本幸四郎さん中森明菜さん、薬師丸ひろ子さんら芸能人をはじめ860人が参加する豪華な披露宴。
さらに高さ50センチのウエディングケーキはなんと三田寛子さんの手作りでした。
司会の山川静夫アナが最後に三田寛子さんが父・稲垣祐三さんに送った手紙を披露した時です。
芸能界を夢見て飛び込んだ10年前。ある日、上京した父は寮で私の帰りを遅くまで待ち、ひと目だけ会って帰りました。あとで聞くと、その日はホテルも取れず、映画館で一夜を過ごしたといいます。“甘えたらあかん”が父の口グセでした。愛情ゆえの父の厳しさを胸に嫁いでいきます
日刊スポーツ
と読み上げられると感動が会場を満たしました。
中村芝翫(橋之助)と三田寛子にか子供が3人
中村橋之助改め、中村芝翫さんと三田寛子さんは3人の息子がいます。
- 長男:4代目中村橋之助 1995年12月26日生まれ
- 次男:3代目中村福之助 1997年11月13日生まれ
- 三男:4代目中村歌之助 2001年9月10日生まれ
現在は歌舞伎俳優として活躍中です。
今回は中村芝翫さんと三田寛子さんの馴れ初めについて紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。